「担当者接続20件/日」が、君の才能になる
成果は才能ではなく「準備」で決まる。新人営業マンが知るべき、現場感のあるリアルな考え方
「電話をかけても、門前払いばかりで心が折れる」
「数字が伸びない。アポが取れないのは、自分のトークが下手だからだろうか」
「毎日、何を改善すればいいのかも分からず、ただ時間だけが過ぎていく」
こんな悩みを抱えていませんか?安心してください。テレアポの成果は、生まれ持った「才能」や「話術」で決まるのではなく、電話をかける前の「準備」で決まるのです。

アポ数は、君のトークスキル、相手のニーズ、タイミングなど、複数の要素が絡み合って生まれる「結果」です。
結果を目標にしても、君はそれを直接コントロールできません。アポが取れないと、「自分はダメだ」と自己否定に陥ります。
接続数とは、受付や秘書を突破し、実際に商談の意思決定権を持つ担当者本人と話ができた回数です。
接続数は、君が100%コントロールできる「行動量」です。これが本当のKPIです。
接続数こそが、君の「トークの質」を測る唯一の分母です。

例えば、君のチームの平均的なアポ率が5%だとしましょう。
担当者接続が10件/日の場合
アポは0.5件。2日に1件アポが取れる計算です。
担当者接続が20件/日の場合
アポは1.0件。毎日1件アポが取れる計算です。
この「毎日1件」という数字は、君に精神的な安心感をもたらします。アポが取れない日があっても、「今日は20件接続したから、確率的には明日には出るはずだ」と、感情的にならずに次の行動に移れるようになります。
あなたのアポ率を入力して、20件の接続でどれくらいのアポが期待できるか計算してみましょう。
接続数
20件
アポ率
5%
期待されるアポ数
1件
💡 ヒント:アポ率が5%なら、20件の接続で毎日1件のアポが期待できます。
朝9:30-11:30と夕方16:00-17:30がゴールデンタイムです。この時間帯に優先企業への架電を集中させることで、接続数を大幅に増やせます。
闇雲な架電
リストの上から順番に、企業の事業内容も確認せず、ただ電話をかけ続ける。
トークスクリプトの棒読み
相手の反応に関わらず、用意された文章を読み上げることに終始する。
時間帯の考慮不足
担当者が会議中や移動中の時間帯に集中して電話をかけ、接続率を自ら下げている。
成果を出す新人は、電話をかける前にすでに勝負を決めています。彼らは、「準備=才能の差を埋める武器」であることを知っているからです。
A/B/Cランク分け、親和性の高い企業に絞る
企業の課題を事前調査し、情報に基づいた問いかけ
最初の30秒を仮説立てた課題に合わせたオリジナル文章に
朝9:30-11:30と夕方16:00-17:30に集中架電
| 準備アクション | 具体的な内容 | 接続数への効果 |
|---|---|---|
| 1. 架電リストの「選定」 | リストを「A(最優先)」「B(次点)」「C(その他)」にランク付けする。Aランクは、自社サービスとの親和性が高い、直近でニュースリリースがあったなど、「今、話を聞く可能性が高い」企業に絞る。 | 質の高い接続機会を確保 |
| 2. 徹底的な「仮説立て」 | 企業のウェブサイト、IR情報、採用情報から、「この会社が今抱えているであろう課題」を最低1つ仮説立てる。「〇〇の課題をお持ちではないですか?」と聞くのではなく、「御社の採用ページを拝見し、〇〇の課題があるのではないかと推測したのですが」と、情報に基づいた問いかけに変える。 | 担当者の関心を引き、会話が続く |
| 3. トークの「パーソナライズ」 | 共通のスクリプトは骨子として使い、最初の30秒を仮説立てた課題に合わせたオリジナル文章にする。相手の業界特有の専門用語を一つ入れるだけでも、準備していることが伝わる。 | 棒読み感をなくし、受付突破率を上げる |
| 4. 「ゴールデンタイム」の活用 | 担当者に繋がりやすい時間帯を意識する。一般的に、朝9:30-11:30(始業後、午前中の業務開始前)と、夕方16:00-17:30(終業前、会議が終わりデスクに戻る時間)は接続率が高い。この時間帯にAランク企業への架電を集中させる。 | 接続の絶対数を増やす |
💡 この準備を1社あたり5分かけるだけで、君の架電は「作業」から「戦略的なアプローチ」に変わります。
テレアポは、君の営業キャリアの基礎体力を作る、最高のトレーニングです。
「アポが取れない」と悩むのは、君が真面目に仕事に向き合っている証拠です。しかし、その悩みの原因は、君の才能や話術にあるのではなく、「準備の質と量」にあります。
準備は、君の才能の差を埋める、最強の武器です。
架電リストを前に、ただ指を動かすのではなく、頭を使い、仮説を立て、準備に時間をかけてください。その準備が、君の自信となり、やがては「担当者接続20件/日」という揺るぎない行動量となって、君の成果を支えます。
さあ、明日から、君の「準備」の質を変えてみましょう。
君がトップセールスになる日を楽しみにしています。